Black Diamond 3

2ヶ月前の話だ。
ふと電話があると、それはノリさんからだった。

早速コンドミニアムの外に走り出すと、ノリさんが大きなダンボールを車から出すところだった。
「トモ君、ついに届いたねBlack Diamond 3 (BD3)！」

カリフォルニアから海を渡り、ハワイはオアフ島まで旅してきたサーフボードは、箱を開けずとも中の存在感、重みを感じ取ることができた。
お互いにオーダーしたサーフボードと、これからの波乗りを祝福し、Hi-Five で帰路につく。

お世話になったカウアイの師匠、ナキさん、そしてナキサーフ・カリフォルニアの皆様には感謝感激の気持ちでいっぱいであります。
本当にありがとうございました。

昨日はナキさんと息子のイケメン天才少年ことノア君にアラモアナ・ビーチパークでバッタリ遭遇。
この偶然すぎるキセキ、いや、運命は一体何なのだろう。
二人でビーチの夕焼けを眺めている姿には、当にPeace を感じ、俺も将来あんな風に子供と接するのだ。
と、強く心に誓ったのでした。
 

 

AVISO, COLE, Black Diamond 3 (BD3)
5'2" x 21 5/8 x 3 1/4
クアトロボンザー、ブラックバットテイル、グラブコンケイブ

BD3 に乗り、もう既に2ヶ月が経つ。
最初のImpression は、何て短いボードだ、しかも厚みや幅が従来のレギュラーボードとまるで違う。
ロッカーも無い。
これで波に乗れるのか？
自分の身長、6'2" (187cm) と比較すると、その不安は何倍にも膨れ上がった。

とにかく水面でのパドルが速い。
これがビーチでのImpression.
板の短さを、浮力が上手くカバーしている。

パドルをして、テイクオフ。
まるでテイルにモーターが付いているかの様な感覚。
スーっと、板が走り出し、ボトムに降りていく。
そのスピードに最初は体が付いていかず、波に乗りながらその凄さを確認。

そして今・・・
 

俺はBD3 をセカンドボードではなく、メインボードとして使っています。
最初は今まで見たことも無いシェイプに苦戦しましたが、慣れてくると本当に調子が良い。

従来のボードの浮力では、ボトムからリップまでの反応が遅いため、ボトムにいられる時間（ための時間）が短く、フェイスからリップまでは浅いターンや切り替えしをせざるをえない状況でした。
しかし、BD3 の場合、テイクオフからボトムまでの加速時間が短く、そして速い為、従来よりもボトムに長く居る事が出来ます。
その為、リップまでの角度がより90° に近いのです。
当然、縦の動きも以前よりも増え、大きなラインを波の上で描く事が出来ます。

5フィンも良いですが、トライフィンの方が軽く、そして波の上での反応が良い気がするので、もし5フィンにするのであれば、かなり小さめのフィンをオススメします。

と、まだまだ未熟者ではありますが、BD3 を2ヶ月間使ってみての個人的な感想です。

タウンはNon-stop でサウススウェルが入り、今日の夕方、Bowls, Betweens で頭オーバー。
無風でメンツルの最高のコンディション。

明日はもっと上がりそうです。
目覚まし掛けて、おやすみなさいｚｚｚZZZ