お盆だね、湯田中へ集合

いや～、しかしまぁ、アブラゼミがよく鳴く８月１３日。
お盆休み突入ですね。
みんなは実家に帰ってますかー？

大地に足をつけて歩く、俺たち人間だけでなく、
今日は亡くなってしまった先祖の魂も帰ってくる。
何だか怖いようで、なんてロマンチックなんだろうと俺は思う。

俺の父さん側の実家。
長野市から車で２０分。
湯田中は昔からの温泉街として有名で、何とも風情ある町だ。

「置いていかないでーーーっつ！」
泣きながら夢中で自転車に乗り、車を追いかけたぷくぷくの少年、山田智教。
「ほら、乗れたじゃないか！」
湯田中温泉街の大きな河原を見ると、ついつい、そんな事を思い出す。

何だか無性に綺麗な景色が見たくなった。
俺がハワイはオアフ島にいた頃、ふと、そんな気がしてハワイカイへとドライブした、海が綺麗な午前中。
潮吹き穴の目の前に車を止め、気持ちがよい潮風を感じていた。
自然の偉大さ、真っ青な大自然を目の前に、何かスピリチュアルな気分でいた。

湯田中のばあちゃんの突然の死。
そんな意味の分からない連絡を受けたのは、そんな時だった。

ばあちゃんの遺骨の前で手を合わせ、目をつぶっていると、いろんな出来事が脳裏をかすめる。
味噌おにぎりを握ってくれたこと。
近所の浅品屋から、らーめんの出前をとってくれたこと。
手を引っ張ってもらって、近くのコンビニへアイスを買いに行ったこと。

卒業して帰って来たよ。
ばあちゃん、また頑張るわ。
今までありがとう。
 

この写真は、俺が小さな時からずっと剥がさずにとってある湯田中温泉のポスター。
俺にとっては、貴重なプレミア物だ。
何故なら、じいちゃんの家に来るたびに、毎回目にするからね。

そう、じいちゃんの家は温泉旅館。
ラッキー、クッキー、ケンタッキー智教。

今日は、一人になってしまったじいちゃんに挨拶をし、いつもの様に温泉につかる。
久しぶりに見る息子や孫たちと時間を過ごし、じいちゃん、なんだか嬉しそうで良かったです。
 

さぁー、話は温泉に移ります！
写真は温泉へと続く道の脇にみえる、見事な庭園。
コイも優雅に泳いでおります。
 

最近、じいちゃんの旅館、その名も御園ホテルは温泉の源泉種類を変えたらしく、ますます湯量が増えたそうです。
約、２倍に増えた湯量で、しかも原泉掛け流し。
入浴剤や殺菌剤は一切加えていない本物です。

 

小さい頃に怖かった、ライオンの源泉口。
俺がまだ小さな頃から、１秒も休まず流れ続けているんだね。
こういうのを、これからも俺は、大事にしていきたいと思っています。
 

い～い、湯～だ～な～、ハ・ハ・ハン♪

明日から福島入りです！